前職は従業員数200名程の会社でプログラマーをしていました。漠然とではありますが、上流工程に挑戦したいという思いがあったので、上司や会社へその意思をことあるごとに伝えていたのですが、「もうちょっと待って」と時期を引き伸ばすだけの返事。最初は、自分にはまだ実力がついていない、もっと知識と経験を積んでスキルアップしなきゃ、と納得していたのですが、ふと周りを見渡すと、身近な先輩もまったく同じような状況に置かれていることに気づき、なんとなく自分の将来が見えてしまったのです。このまま会社に居続けても当分の間は上流の仕事はまわってこないと感じた私は、転職エージェントを通じてFVTへ入社をしました。

面接は3時間という長丁場でしたがまったく苦にならず、面接をしてくれた副社長の祖母井さんがこれまでに手掛けた業務や将来の話、RPAやAWSなど最先端の分野でプロフェッショナルになれる話にぐんぐん引き込まれ、あっという間に時間は過ぎていきました。面接で印象的だったのは祖母井さんの表情です。前の会社では自分の仕事をここまで誇らしげに語る人がほとんどいなかったので、それを見ただけで楽しさが伝わってきたのです。エージェントからFVTを紹介された時は「エンジニアを大切にする会社」と聞かされ、正直に言えば“そんなのよく聞く話、結局どこも一緒だよ…”とシラケていたのですが、FVTに限って言えば、面接を経てその考えが変わりましたね。